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薬の歴史と概要
薬とは、「人間の健康状態を拡幅し、保持し、向上させるもの」との定義があります。一般的に薬と認識されているものの多くは「医薬品」であり、「薬」と呼べるものにはいくつもの種類があります。日本の薬は、上流階級しか手にすることができない貴重なものから、時代とともに改良を重ねつつ庶民が手軽に入手できるものへと変化していきました。近代の薬は、植物や動物、鉱物などに含まれる有効成分を、化学変化もしくは化学合成させて作られています。
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新薬開発は道のりが長い
ひとつの新薬が誕生するまでには、多くの年月がかかります。コンピューターを使って開発のスピードを上げても、新薬として世に出るのはごく一部だけです。新薬開発は、候補物質を見つける基礎研究、非臨床試験、治験を経て申請され、厚生労働省の許可がおりると製造、販売が可能になります。看護師が新薬開発に携わる場合の仕事は、治験コーディネーターやCRAです。看護師としての経験やスキルは、専門知識を必要とする治験関係の仕事に役立ちます。
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治験業界で働こう
看護師が新薬開発に携わるなら、治験業界への転職を検討してみましょう。治験コーディネーターは、看護師としての知識や経験をそのまま活かせる職業です。治験業界は人手不足で、即戦力となる看護師は治験業界未経験でも有利です。治験コーディネーター求人を探すなら、看護師転職に強い転職エージェントを利用しましょう。ただし、転職エージェントや担当者の質によっては後悔する結果となりかねないので、よく見極めることが大切です。